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京都、旅行

【2023年】京都の梅。初めてはここ!名所7選。

みなさんこんにちは。ふみんです。

四季折々、美しい京都。
少し暖かくなってくるとわくわくそわそわしますね。

今回はおすすめの梅の名所を紹介します。

ふみん

元バスガイドの私がおすすめする
基本の名所です。

北野天満宮

梅の名所といえば北野天満宮。
約1,500本の梅が咲き誇る
【見頃】2月中旬~3月中旬

(2022年3月7日撮影)

通常非公開の梅苑が見どころ(菓子、お茶付)

入苑料金にお菓子とお茶代も含まれているので、一息つきながらゆっくり見られるのがおすすめポイントです。お茶菓子が「老松」さんなのも嬉しい。(近くに北野店あり)
少し高い位置につくられた展望台から360℃梅苑を見渡すこともできます。

北野天満宮は境内全体に梅の木があるので、梅苑に入苑しなくても十分に花を楽しめます。
白梅、紅梅、一重、八重と様々な品種が約50種。

毎週変わる「花手水」も季節の花々で参拝者を迎えてくれます。

菅原道真が好きだった梅の花

北野天満宮は学問の神様・菅原道真を祀っています。

京から九州に左遷される際に詠まれた歌
 「東風(こち)吹かば にほいおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
(東の風が吹いたらその香りを届けてほしい。主人がいなくなっても春を忘れるなよ)
は有名ですね。

各種情報

梅苑公開期間1月28日~3月下旬
種類、本数約50種、約1,500本
時間9時~16時(最終受付15時40分)
料金・境内無料

・梅苑(茶菓子付き)
  大人1,200円(中学生以上)
  小人 600円(小学生)  

・盆梅展
  梅苑料金+300円
イベント・2月25日 梅花祭、梅花祭野天大茶湯

・ライトアップ
  2月24日(金)~3月19日
  (毎週末の金・土・日)
  日没~20:00(最終受付19時40分)

・北野盆梅展
  2月1日~2月19日
  9:00~16:00(最終受付15時40分)
アクセス京都市バス 10、50、203「北野天満宮前」
京福電車北野線「北野白梅町」駅から徒歩7~8分
車で行かれる方、参拝者無料駐車場の入り方はこちら
*満開時は早めに行かれるか15時以降がおすすめ。

城南宮

しだれ梅のシャワー!落ち椿と苔のコントラストも美しい
【見頃】3月上旬

(2022年3月12日撮影、満開)

京都を代表するしだれ梅の名所

地元民にも大人気の城南宮。
境内の高低差はほとんどなく、目の前にたくさんのしだれ梅がシャワーのように降り注ぎます。毎年見たい!誰かを連れていってあげたい!と思える美しさです。

本殿を参拝してから庭園へ。
庭園内は一方通行で、写真を撮りながらゆっくりと進みます。

しだれ梅→散り椿→通路を横断して向かいの庭へ。
庭園は2つのエリアに分かれています。
今年も茶室でのお抹茶はいただけないそうで残念…。

苔と落ち椿もみどころ!様々な椿も堪能

しだれ梅が満開を迎える頃、苔の緑に赤い落ち椿の美しいコントラストが見られます。
向こう側に見えるしだれ梅もいいですね~。

境内には、150品種、約400本の椿が植栽されています。
色や花びらの形や枚数、開花時期も異なります。名前と合わせながら見ていくのも楽しいです。

買えたらラッキー!売り切れ必至「椿餅」

この時期限定で「椿餅(つばきもちい)」が販売されます。
販売される量に限りがあるので、もし出会えたらすぐにゲットしてください。
9:30~の販売です。

「椿餅」は「源氏物語」にも登場する和菓子で、蹴鞠のあとに食べられたそうです。
伏見の和菓子屋「松甫堂(しょうぶどう)」さんの城南宮参道限定の和菓子です。
毎日出店ではないのでチェック↓

引用 城南宮HP

各種情報

しだれ梅と椿まつり2月18日~3月22日
種類、本数しだれ梅 150本
時間9:00~16:30(受付16:00まで)
料金大人800円(中学生以上)
小学生500円
アクセス地下鉄or近鉄「竹田」駅④番出口(西口)から市バス、南1、2、3「城南宮東口」下車
車でのアクセス見頃の土日祝は開園前から満車で並ぶ可能性あり。
城南宮北側の東西の道から1号線を南下する方が進みがいいかも。
ポイントは閉園1時間前入場を狙う。
 

二条城

通常ルートから外れにある梅林。意外と穴場!
【見頃】3月上旬

二条城の梅林

二条城に梅あった??と思われるかもしれません。
城内の南側にあり、地図を見ずに流れで歩いて見学すると、梅林の存在に気づかないままの人も多いと思います。

白梅、紅梅、桃色梅、しだれ梅、源平咲き分け(1本の木に白と紅の花が咲く)など約90本の梅を楽しんでいただけます。

本数は少なめですが、通常のルートで見学すると見逃してしまう方が多いので、人が少なく
梅林は意外と穴場です。

回り方

二条城はかなり広いので、庭園は見る範囲を絞ったほうがいいかもしれません。
東大手門→唐門→二の丸御殿(入るなら共通券が必要)→二の丸庭園→本丸庭園(御殿は改修中で見えない)→天守閣跡→梅園→WC→東大手門のコースでゆっくりまわれば1時間半~2時間ほど。
その他、清流園(芝を主体にした庭園)があります。

各種情報

期間2月上旬~3月上旬
本数約90本
入城時間8:45~17:00(受付は16:00まで)
料金【入城料+二の丸御殿】
一般1,300円
中高生 400円
小学生 300円

【入城料のみ】
一般 800円
中高生 400円
小学生 300円
アクセス地下鉄東西線「二条城前」
京都市バス、9、12、50「二条城前」
駐車場あり(場所により料金が違います)

下鴨神社

尾形光琳「紅白梅図屏風」のモデルとされる1本の梅を愛でる
【見頃】2月下旬

橋のたもとに咲く「光琳の梅」

御手洗川にかかる朱色の太鼓橋のたもとにある1本の梅。
「光琳の梅」と呼ばれる紅梅で、尾形光琳が描いた「紅白梅図屛風」のモデルになったといわれています。
1本の紅梅のみですが存在感があります。

下鴨神社に梅林ありません。
この1本の梅を愛でにいくのです。

その他、みどころとしては
・糺(ただす)の森
・河合神社
・相生社
・言社(ことしゃ)
などがあります。

参道の茶店「さるや」で「申餅(さるもち)」や季節のお菓子などをいただくのもいいですよ。(10:00~16:30)

各種情報

時間6:30~17:00
料金境内無料
アクセス市バス 4,205「下鴨神社前」
駐車場あり(有料)

京都府立植物園

梅はもちろん、冬はあたたかい温室もおすすめ!
【見頃】2月中旬~3月中旬

園内中央部にある梅林。約60種、100本の梅が楽しめます。
広い園内には様々な樹々や草花が植樹されています。

京都に来たし、神社やお寺で梅を鑑賞したいと思われるかもしれませんが、府立植物園いいところですよ~。

めずらしい熱帯植物も見られる温室

生活する中では見られない熱帯植物が鑑賞できます。
延長460mの回遊式で8つの部屋で構成されています。
展示植栽物は約4,500種類、めずらしい植物も多いのでとても楽しいです。

特に冬はあったかい~。

府立植物園は入園料も良心的です。
(70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方、中学生以下は入園無料です!)

北山通にはランチ処、カフェもあるので、前後のお散歩にでもいかがでしょうか。

各種情報

種類、本数約60種。約100本
時間9:00~17:00(入園は16:00まで)
*温室は10:00~16:00(入室15:30まで)
料金【入園】
大人200円
高校生150円

【温室】
大人200円
高校生150円

70歳以上、障害者手帳をお持ちの方は入園料、温室共に無料です。(証明するものをお持ちください)
アクセス地下鉄烏丸線「北山」駅からすぐ
市バス K04「植物園北門前」
    北8、204、205、206「植物園前」
駐車場あり(有料)

梅小路公園

散歩、ピクニック、京都水族館、京都鉄道博物館。
どの年齢層でも楽しめる公園内の梅林
【見頃】2月中旬~3月初旬

梅林は14種150本

公園の芝生広場に「梅こみち」と名付けられた梅林があります。
2000年に下京区120周年を記念して植樹されました。

梅小路公園には、京都水族館、鉄道博物館もあります。
芝生広場をかけまわったり、広い公園をお散歩したり、ここ数年でスタバやホテル、駅も開業しました。
ご家族連れの方は1日楽しんでいただける公園。

梅まつり2月18日~3月5日
種類、本数14種、150本
時間10:00~15:00
料金無料
アクセスJR嵯峨野線「梅小路京都西」駅
市バス 33、58、86、88、205~208「七条大宮・京都水族館前」

隋心院

見頃を逃した…。そんな方は遅咲きの隋心院へ
【見頃】3月中旬~下旬

遅咲きの梅「はねずの梅」

市内中心部の梅が満開を迎えている時、隋心院の梅はまだつぼみです。
なんなら桜が咲き始める頃に満開を迎えます。
いい時期に来られなかった。という方は足を延ばされてはいかがでしょうか。
見頃は3月中旬です。

「はねず」とは「朱華(はねず)色」のこと。薄紅色。
境内の「小野梅園」には約200本の梅があります。

令和5年度の限定の切り絵朱印はかなり人気が出そうです(3月1日~)

美しい!「極彩色梅匂小町絵図」

隋心院は、小野小町の屋敷跡に建立されたといわれています。
この障壁画は2009年に「だるま商店」という絵描きユニットにより奉納されたもの。
小野小町の一生が描かれています。

現在、本堂は改修工事により入れませんが、能の間にあるこの美しい障壁画はごらんいただけます。写真撮影もできますよ。

小野小町晩年の姿「卒塔婆小町像」も必見です。

境内には小野小町が顔を洗ったという「化粧井戸」
ラブレターを埋めたという「文塚」などがあります。

各種情報

梅園開期間3月11日~3月26日
本数約200本
時間9:00~17:00(受付終了16:30)
料金【梅園】300円(小学生以上)
【諸堂】大人500円
    中学生300円
イベントはねず踊り(3月26日)
*入園料が1,000円になります
アクセス京阪バス 2、22A、24A「隋心院」