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京都、旅行

新緑が美しい京都。GWも混雑回避のおすすめスポット!

ふみん

みなさん、こんにちは。
元バスガイドのふみんです。

桜の花も散り、新緑が美しい季節になってきました。
この季節も大好きです!

新緑がきれいってどういうところ選べばいいの??

それは簡単です。


紅葉が美しい=新緑が美しい

でも京都って混んでるんじゃ…
混んでるところは激込みです。

しかし、混んでない場所もあるのです!!!!

こんな人におすすめの記事です

✔京都に行きたい
✔大混雑は避けたい
✔穴場すぎて知らないところは嫌
✔有名な観光スポットへは行きたい

京都で見る新緑

京都で見る新緑は、カエデ、苔のあるところがおすすめ。

冬はさみしく寒そうにしていた枝から新しい葉が生まれてキラキラ。
みずみずしい若葉が輝く季節は爽やかで気持ちいい!

この季節がおすすめの理由

①観光客がいったん落ち着ちつく
桜ツアーの一般団体、学生の春休み旅行のシーズンが終了。
GWが終わると修学旅行のシーズンに入ります。

修学旅行生と海外からの観光客が少ない社寺は、とても静かでゆっくり拝観できます。
ただしGWは人気観光スポットはかなり混雑します

➁気候が良い
春秋は寒暖差が大きくて服が難しくかさばる。夏は暑すぎる、冬は寒すぎる。
5月も天気のいい日は寒暖差がありますが、過ごしやすい季節。
社寺拝観は気候も重要!

東エリア

東福寺

↑東福寺駅から東福寺へ向かう際に渡る「臥雲橋(がうんきょう)から見た「通天橋つうてんきょう

紅葉の名所として有名な「東福寺」
本当におすすめです!

秋は人人人の東福寺。
しかし、紅葉時期をはずせば「嘘でしょ」というほどすいてます!

「通天橋」から見る緑の美しさ、回廊の柱の間から見える緑、庭園を巡る時も木々に囲まれて、気持ちがいい。

お時間ある方は、本坊庭園もぜひご覧ください。
「永遠のモダン」といわれる「重森三玲」作庭の庭園がすごく素敵。

駐車場があるのも嬉しい(無料)
*紅葉時期(10月25日~12月10日)は閉鎖になります。

アクセスは、京阪電車・JR「東福寺駅」、市バス「東福寺」から徒歩10分ほど歩きますが平坦な道です。

拝観料金がかかる場所
①通天橋…紅葉で有名
➁本坊庭園(方丈)…庭園が有名

どちらか一方の拝観も可能です。
一般的に「東福寺」といえば「通天橋」の方をさす場合が多いです。

銀閣寺

世界文化遺産の一つ「銀閣寺」
カエデの緑も美しいのですが、こちらはなんといっても「苔」

京都市内は苔が育ちやすい環境なので、苔の美しい庭園が数多くあります。
銀閣寺の庭園は、山の斜面まで広がっていて美しい苔を見ることができます。

苔の種類も多く、観光客にもわかりやすいように苔の展示もされています。

境内の通路が狭いので、人が多く感じるかもしれませんが、有名観光スポットの中では落ち着いています。

参道のお土産屋を見たり、甘いもの食べられるお店も多くて、楽しいですよ。

昔、修学旅行で担当した小学生から「お庭の緑がキレイだった」と言われた時には「この渋さがわかるとは!」と驚きでした。

庭園から石段を上がると境内や外の景色が一望できるので、ぜひ展望部分まで行ってみてください。

南禅寺

紅葉の名所として王道な「南禅寺」
境内無料なので、近くに宿泊して朝のお散歩するのも気持ちよさそう!

こちらも紅葉シーズン以外は落ち着いています。

この「水路閣」にも寄りたいです。
京都を舞台にした映画やドラマ、サスペンスには南禅寺山門とともに必ず登場するレンガ造りのアーチ。
上部には琵琶湖疎水が流れています。


「和」の境内に現れる「洋」ノスタルジックな雰囲気。

写真スポットとしても人気なので、こちらは少し人が多いところです。

下鴨神社・糺の森

下鴨神社の参道は「糺(ただす)の森」という樹々に囲まれた中に通っています。
下鴨神社南側のバス停「新葵橋」から、糺の森を抜けて行くのがおすすめ。

参道脇の「河合神社」を参拝、参道をお散歩しながら森林浴。
この参道を歩くのがとても気持ちいいんです。

下鴨神社参拝後は、茶所「さるや」で一服も楽しみのひとつ。

ふみん

参道の広さと静けさで、パワーチャージできる雰囲気。
地元の方もお散歩されたりしています。

中心地近くでのんびりしたい方はぜひ!

下鴨神社の近くには「みたらし団子発祥」といわれる「加茂みたらし茶屋」があります。
歩いてすぐ(バス停「下鴨神社前」の近く)なので、こちらで一息つかれるのもおすすめです。

北エリア

竜安寺

世界文化遺産。

方丈を拝観した後、境内の池「鏡容池(きょうようち)」の周囲をぐるっと回るのですが、カエデの背が高く、緑に覆われて涼しく、気持ちいいお散歩コースのようになっています。

杉、苔、ツツジ、藤など、四季を通じてたくさんの草花があり、趣きのある庭園です。

時間帯や土日祝などは、方丈内に少し人が多いかと思いますが、池の周囲は混雑しません。

修学旅行団体と重なった時は、しばらく座って庭園を眺めていればさーーーっと通りすぎていかれますよ。

神護寺

健脚な方におすすめです(スニーカー推奨)
新緑は最高!

「高雄」バス停から石段を下り10分、そこから山に登る石段15分。
最初に登った時は「い、いつゴール…」と山門までがしんどかった(山登りは苦手)

京都市内ではありますが北に位置しています。
中心から離れているので移動含めて半日仕事だと考えてください。
元気があれば、光明寺、高山寺と合わせて通称「洛西三尾(らくさいさんび)」をまわれます。

新緑はバス停を下りたところから神護寺までずーーーーーーっとカエデが続いているので美しいです。

中心から離れていることもあり、観光客は少なく周囲の環境はとても静かで癒されること間違いなし。(秋はかなり賑わいます)
空気もとても爽やかで澄んでいる感じがします。

本堂(金堂)を参拝されたら、境内の奥で「かわらけ投げ」を体験してみてください。
小さな素焼きの「かわらけ」を渓谷に向かってフリスビーのように投げます。
厄落としになるそうですよ。

ふみん

バスガイド時代は、修学旅行でクラス別の1台で行くのが好きでした。中学生には石段で追い抜かされるのですが…。
1クラス貸し切り状態になるし、山なので涼しさもあり、みなさんとても楽しまれてました。

大原・三千院

中心地から少し離れることもあり、紅葉シーズン以外は静かです。

三千院に行くまでの坂道の参道もカエデの新緑が美しい。
国道沿いの駐車場、バス停からは徒歩約15分。

到着の頃には少し息が上がります。
三千院の堂内では座って庭園を眺めることが出来るので息をととのえて、本堂や極楽往生院、庭園をまわります。

庭園はカエデと苔が広がる庭園。
かわいらし「わらべ地蔵」を探してみてください。

宝泉院

三千院から奥へ約3分。

大きなお寺ではないですが、座ってゆっくりと庭園を眺めることが出来ます。

こちらでは、抹茶とお菓子をいただくのがおすすめ。
庭園を見ながら優雅にティータイムです。

ご住職からお話をいただく時もあります。

廊下の天井「血天井」も有名。伏見城の床板を天井に使用。
関ケ原の戦いの前哨戦とされる戦いで、亡くなった方たちの血の跡が残っています。

西エリア

嵐山

ふみん

1年に何度も嵐山には行きましたが、新緑の季節も見逃せない!
嵐山駅周辺よりもさらに奥が混雑回避スポットです。

最初に一言
嵐山は混雑回避スポットではありません

春や秋に比べたら人は少ないですが、歩道が狭いので人でごちゃごちゃします。
どちらかというとGWは近寄りたくないところ…。

ここを起点に、嵐山の賑わいをさらっと交わして「嵯峨野」といわれるエリアへと足を運んでください。竹林の小径から奥は人がグンと減ります。

嵐山は「京都に来たー!」と実感できる景色のひとつでもあります。
桂川沿いから見る山の風景が美しい。

周辺の土産店は、10時にオープンが多いので、その前に到着できるようにするとスムーズにすすめると思います。

ふみん

嵐山エリアは、とにかく9時台前半には現地着がマストです!

嵯峨野の竹林

京福電車「嵐山駅」から歩いて10分足らず。
海外の方にも人気のスポット。

竹林の坂道を突き当りまで歩いて、大河内山荘を見学してもよし。
右へすすめば「嵯峨野巡り」(常寂光寺、二尊院、祇王寺、化野念仏寺方面へ)
左へすすめば桂川沿いに出るので景色を眺めながら渡月橋へと連絡します。

祇王寺

観光客で賑わう嵐山の表通りから竹林の小道をぬけてさらに奥へ。
ここまで来ると人も少なくなってきます。

境内大きくはなく、緑の木々や苔の庭にポツンと建物があるだけなのですが、雰囲気がしっとりしていて、新緑におすすめのお寺。
いいんですよ~。

平清盛が愛した白拍子「祇王」やその母、その後に同じ白拍子の仏御前も加わりこの地で暮らしたとされ、堂内にはそれぞれの像が安置されています。

平清盛像だけ、柱に少し隠れてしまっているのも見過ごせないところ。
「吉野窓」(丸い窓)から見えるお庭も趣きがあります。

嵐山駅から往復されるより、路線バス(京都バス「鳥居本バス停」)を利用して化野念仏寺方面→天龍寺方面へと移動しながら、祇王寺や嵯峨野の社寺を参拝されるのがおすすめです。

苔寺(西芳寺)

世界文化遺産。正式には「西芳寺」といいます。
「苔寺」の名のごとく苔の美しい庭園として有名。


事前申し込みにより、人数制限されているのでゆったりと参拝できます。

本堂(西来堂)で写経をし、その後にお庭をひとまわり。
苔は約120種もあるそうです。

足利義政は苔寺に足を運び、銀閣寺の庭園造りの参考にされたとされています。

要予約。
往復はがきorオンラインでの申し込み。
市内中心部から離れているので予約時間には余裕を持って向かいましょう。
「鈴虫寺」「松尾大社」「嵐山」が近いので、同日に予定組まれてもOK。

その他エリア

醍醐寺

世界文化遺産のひとつ。
豊臣秀吉が亡くなった年に最後のお花見を楽しみました。
紅葉狩りも計画していたといわれ、カエデもたくさんあります。

一般的な参拝エリアは、伽藍、三宝院、霊宝館がある「下醍醐」
新緑が最も美しいのは「伽藍」エリア。

「仁王門」をくぐると空気や雰囲気がガラッと変わります。
山の麓ですが山奥のような雰囲気。

背の高い樹々が多くなり(台風などで倒れた部分もあります)気温がスッと下がります。

本堂内の薬師三尊像、四天王
京都府最古の五重塔、宗祖・弘法大師を祀る祖師堂、観音堂など見どころが多くおすすめ。

山上の「上醍醐」エリアもありますが、往復すると2時間ほどかかるようですので、1日かけて参拝するという方は挑戦してみてください。

混雑が予想されるエリア

・嵐山
・貴船
・清水寺周辺
・金閣寺
・伏見稲荷大社
・宇治平等院
・錦市場

基本的にこのエリアに午後から車で入るのは、時間と労力を要すると考えられます。
(金閣寺はまだ大丈夫かも)

特に、貴船、嵐山、清水寺は、GW期間に乗用車で近寄らない方が無難。

公共交通機関を利用して午前中に拝観を終えるくらいの行程で予定組んでいただければ、なんとか時間はうまく使えそう(混雑することは変わりません)

まとめ

GWは観光地はどこも混雑する中で、いくつかおすすめをあげてみました!
嵯峨野へと行く入口となる「嵐山」以外は、本当に人も少なくておすすめです!

・時間には余裕を持って
半日に拝観1~2ケ所くらいの予定が〇
・紅葉時期とは新緑時期では人の多さが異なる
・外国人観光客が増えてきたので海外の方に人気の観光地は多い
 (特に、嵐山、伏見稲荷大社、金閣寺)


よき京都旅になりますように。