※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
京都、旅行

金閣寺の見どころをわかりやすく解説!写真付きポイント紹介。

ふみん

みなさん、こんにちは!
元バスガイドのふみんです。

京都の観光地を代表する金閣寺。
見どころを紹介します!
海外の方も多くいらっしゃってますよ~!

正式名は「鹿苑寺(ろくおんじ)

kinakuji02

「金閣寺」で全国民に通じますが、正式には「鹿苑寺(ろくおんじ)」といいます。
入口の看板に「鹿苑寺 通称金閣寺」と書かれているのでチェック!

パンフレットにも「鹿苑寺」と書いてありますよ~。

こちらの参道は、紅葉もとってもキレイです!
新緑もキラキラで最高。

最初はお寺ではなかった!?

元は、西園寺公経(きんつね)の別荘
それを、足利三代将軍・足利義満が譲り受けて「北山殿(きたやまどの)」という山荘が造られたのです。

足利義満の死後、遺言によりお寺になりました。
「鹿苑寺」の名は、義満の法号「鹿苑院」からとられています。

写真スポット!池をはさんで見てみよう!

拝観受付でお札をいただきます。
その先の小屋でパンフレットをもらいます。

いざ、中へ!

kinkakuji03

少し広くなった砂利のスペース。
池を挟んで金閣が!

「おお~」とつい声が出てしまいます。
みなさん写真を撮られているので、順番に譲り合ってベストショットをお撮りください。

金閣はまた違う角度と距離からも見られますが、池の向こうに見える金閣は格別!

この池は「鏡湖池(きょうこち)」といい、風がない日には本当に鏡のように「金閣」が映ります。
池の周囲を自分の足で歩いて楽しむ庭園「池泉(ちせん)回遊式庭園」の代表です。

ここでしか見られない!金閣内部の像には目をこらして!

池を挟んで見た時に、一層目の中をよ~くご覧ください。

ふみん

一層目の内部に注目!!!!

左には、足利義満像。その右隣には釈迦如来像のお姿が!!!
(肉眼でも像があるのは見えますが双眼鏡ほしい~)

陸舟(りくしゅう)の松

kinkakuji04

金閣に近づく少し手前、右側の方丈のわきに形の変わった松が見えます。看板もあるので少し奥に入って近づいてみましょう。

樹齢約600年五葉松。
足利義満遺愛の盆栽を移し、帆掛け船の形に仕立てられたそう。

金閣(舎利殿)

kikakuji05

美しいですね~。

この金閣は、創建当初の建物ではありません。
昭和25年(1950)に焼失し、現在の金閣は昭和30年(1955)に再建されました。

屋根は杮葺(こけらぶき)
屋根上には鳳凰。(京都では銀閣や鳳凰堂の屋根上にも鳳凰がみられます)

金箔は、二層目と三層目に貼られています。
残念ながら内部は入れません。

各層はどうなっているの??

一層目…「法水院(ほっすいいん)寝殿造。
足利義満像、釈迦如来像が安置。

二層目…「潮音堂」(ちょうおんどう)武家造。
岩屋観音と四天王を安置

三層目…「究竟頂(くっきょうちょう)禅宗仏殿造。
仏舎利を安置
内部は金箔が貼られています。

ふみん

金閣を左に見て突き当り曲がるところの小屋をチェック!(右)
金閣内部の写真パネルがありますよ。

金箔の1枚の大きさを見てみよう!

金閣に近づいたら、よーーーーーーく壁を見てください。
うっすらとマス目状の線が見えます。
それが、金箔1枚の大きさです。

雨風があたる野外の建物なので、通常より厚みのある金箔が使用されているそうです。
金箔1枚の大きさは「10センチ8ミリ四方」
金沢産の金箔を約20㎏。
金箔を貼る際に下に塗る漆は東北産の日本うるし。

2003年に金閣全面改修が行われています。

銀河泉(ぎんがせん)、巌下水(がんかすい)

銀閣を過ぎたら、左側の柵に沿って小川が流れています。
流れに沿って看板があります。

銀河泉…足利義満がお茶を点てる時に使用した

巌下水…足利義満が手を洗った水

龍門(りゅうもん)の滝、鯉魚石(りぎょせき)

kinkakuji06

小さな滝「龍門の滝」が見えてきます。
中国の故事で「鯉が滝をのぼると龍になる」という「登龍門」にちなんだ滝。

滝の水が流れ落ちている場所に細長い石が見えるのが「鯉魚石」

ふみん

「鯉魚石」が鯉に見えますか??
鯉が滝を登っているようにイメージしながら見てください。

夕佳亭(せっかてい)

kinkakuji07

明治7年(1874)再建。
平成の解体修理も行われています。

見どころは「南天の床柱」「萩の違い棚」

南天の床柱…掛け軸の左、曲がっている自然木。細く見えますが、南天の木としてはとても太く育っている木を使用したもの。

萩の違い棚…画像ではわかりませんが、右側の段がある物置場のような場所。

「夕佳亭」の名は「夕日にはえる金閣も佳(よ)し」という意味があるそう。
西日があたった金閣は本当に直視できないくらい眩しいです!

近くの山で早く夕日が隠れてしまうので、通常の日が傾く時間よりも早めに行くと、さらに輝いた金閣が見られます。

不動堂

kinkakuji08

ここまで来たらもうすぐ出口。
不動堂の右側に、朱印所と売店があります。

本尊は不動明王。
なんと、弘法大師作と伝えられています。

首から上、特に眼の病にご利益があるとされています。
ぜひ最後にお参りください。

御開帳は年に2回!

2月3日、8月16日

ふみん

8月16日は「五山の送り火」が行われる日。
左大文字の麓にある金閣寺では、送り火の数日前から当日まで、焚かれる護摩木を納めることが出来ます。

茶所で抹茶とお菓子をいただく

kikakuji09

不動堂の手前に茶処があります。
参拝者が必ず通る場所なのに意外と穴場で、すぐに席に座れる場合が多いです。

kinkakuji10

お菓子には金閣が…!
歩いたな~ちょっと座りたいな~
という方は一休みしてはいかがでしょうか。

参道の売店で販売している抹茶ソフトクリームも人気です。

抹茶ソフトクリームを販売されているのは「豆政」さん。
金閣寺境内に出店されていてお団子なども販売されています。

出口の階段下で豆菓子も販売されています。百貨店などでも購入できますが
つい買ってしまいました。

所要時間

写真を撮りながらゆっくり拝観、売店も見て1時間ほど。
御朱印をいただく方は少し並んだり、茶所で休憩しても90分ほどでまわれるかなと思います。

拝観時間、料金

9:00~17:00
年中無休

参拝料金
大人(高校生以上) 500円
小・中学生 300円

おすすめの時間帯

・開門30分後
開門直後は意外と多いです。修学旅行生など団体が開門待ちをされる時もあるので、9時半くらいからがスムーズに入場できます。

・陽が傾いてきたとき
季節により冬なら15時くらい。
街の陽の傾きよりも早めに影に入るので気持ち早めに。

アクセス(路線バス、駐車場)

市バス「金閣寺道」から下車すぐ

京都駅からは「205系統」で乗り換えなし。
地下鉄併用なら地下鉄「北大路駅」から市バス「204系統」「205系統」

その他「金閣寺道」バス停が停まるのは「12系統」「59系統」

乗用車の駐車場あり(有料)
第1~第4駐車場。南から来られるなら西大路通に出入口がある第3駐車場が利用しやすい。

第1駐車場は、観光バスと同じ場所なので、出るタイミングが重なると時間がかかります。(後払い)

車で回る京都観光 1(有料駐車場編)マップ、入口ストリートビュー画像つき ふみん みなさんこんにちは!元バスガイドのふみんです。車で京都に来られる方に、比較的に駐車しやすく、料金と観光内容のバランスがとれた駐...
ふみん

いかがでしたでしょうか??

まだ行ったことない~
という方はぜひ美しい金閣と庭園を楽しんでください。

失敗しない!初めての京都旅行。元バスガイドから見た注意点。宿泊エリア選びや無駄のない回り方。 ふみん みなさんこんにちは。元バスガイドのふみんです! 「そうだ、京都行こう」バスガイド時代、東京から来られたお客様が...