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京都、旅行

京都の紅葉、外さない5選と混雑回避策

みなさん、こんにちは。
ふみんです。

バスガイド時代の秋は毎日が紅葉ツアーの仕事でした。
その年の気候や気温により「今年はキレイ」「今年はいまいち」と色づきに差がでてきます。それでも毎年「ここは間違いない!」と心からおすすめできる美しい紅葉を見られる場所をご紹介します。
今回は、全て自分で撮った画像を使用しています。(雑誌のように嘘みたいな画像はないのでリアルです)

1位 永観堂(禅林寺)

毎年とてもキレイです!外れた年を知らないです。見えた瞬間にお客様から歓声が上がるくらい。退職してからも秋になれば見に行きたくなって足を運んでます。
永観堂は別名を「紅葉の永観堂」といわれるくらい紅葉の名所中の名所。
もちろん人もわんさか…ライトアップ時は大変です。拝観券は当日券のみなので、チケット買うのにも行列覚悟です。

昼拝観と夜拝観の違いは??

ライトアップ期間時の永観堂は、昼夜入れ替え制での拝観。
それはなぜ?
拝観ルートが違う(夜は堂内には入れない)
拝観料が違う(ライトアップ時の方が安い)

人の多さは、拝観時間が短くなるため、ライトアップ時の方が圧倒的に多いです。
どうしてもライトアップが見たいという方でなければ、昼拝観がおすすめ。
(紅葉の盛り時は昼間に見る方が美しいと思っています)
料金は少し高くなりますが、行列もなく拝観券を購入できますし、堂内拝観も出来ます。近くの南禅寺もモミジが多く、セットで拝観するのが王道コース(南禅寺は昼拝観のみ。境内無料)

「本尊・見返りの阿弥陀」は堂内に入れないライトアップ時もお参りできます。前を向いている姿ではなく、左後ろを振り返るような姿でとてもめずらしい阿弥陀如来像です。

2位 天龍寺

天下の名勝「嵐山」地区を代表する寺院。世界文化遺産のひとつ。嵐山自体も紅葉の名所として知られていますが、山全体が感動するほどキレイな年は少ないです。中腹から麓にかけての寺院の紅葉はおすすめ。

そんな中でも天龍寺の駐車場内のモミジの色づきは毎年最高です。
有料拝観の庭園はモミジは少なく、季節の花々が中心。初めての方は庭園が「特別名勝」に指定されていますのでお時間あれば行ってみてください。堂内からゆっくり眺めるのもいいですし、実際に庭園を歩いて他の花々を楽しむのも◎

庭園内には精進料理がいただける「蒒月(しげつ)」があります。秋のデザートはとろとろの柿(11月に入ってからかな?)をスプーンでいただきます。これが本当に大好きで秋にいただくのを楽しみにしてました。精進料理をまだよくわかっていない若い頃に食べて「精進料理とはこんなにもおいしいものなのか!」と感動したのを覚えています。興味のある方、嵐山で昼食と考えてらっしゃる方はぜひ(予約必須、庭園料金要)もちろん食事処は周辺にたくさんありますよ~。

アクセスはJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅から徒歩10分。
京福電鉄嵐山本線「嵐山」駅からすぐ。
秋の嵐山への路線バス移動は危険です。渋滞するので鉄道を利用するのがマストです。
周辺のお土産屋さんは10時開店が多いので、それまでに参拝をすませて昼すぎに脱出するのがベスト。

3位 真如堂

隠れた名所かもしれません。もちろん観光客は多いのですが、数回の京都旅行で来る人は少ないところです。バス停は東側の白川通沿いにあるのですが(お寺の東側)東側から行くには健脚の方しかおすすめしません。なんせ坂道と階段がきつい。
歩ける方で路線バス利用ならば、丸太町通沿いの「岡崎神社前」から金戒光明寺の境内を抜けて(金戒光明寺の紅葉見つつ)真如堂まで歩く方が距離は遠くなるけどしんどくはないです。

歩くのは…という方はタクシーで門前まで連れて行ってもらう(坂道はありません)平日なら真如堂横のコインパーキング(よく道を調べておかないと狭い住宅街に迷い込むので注意)休日なら金戒光明寺の有料駐車場を利用して両方お参りするのもいいと思います。(早い時間に行きましょう)

紅葉は、本堂前左側のモミジが毎年真っ赤です。この木が真っ赤でなかった年を見たことない。境内もモミジの木が多く色づきもいいのでおすすめです。

4位 南禅寺

永観堂から徒歩5分。地下鉄「蹴上」駅が近くにあるのでアクセスも◎
広い境内に伽藍が立ち並んでいますが、境内は無料です。
大きな山門は、紅葉時期は特別拝観で上がれますので(有料。急な階段なのでパンツスタイルがマスト)高い位置から全体の紅葉や京都の街並みを眺めてみるのも良いですね。


和の雰囲気の中に現れる水路閣。南禅寺境内にあるレンガ造りのアーチ。京都を舞台にした映画やドラマでは必ず登場します。「サスペンスドラマの聖地」でもあります。写真スポット。
水路閣をくぐって階段を上がれば、今でも水路閣上に「琵琶湖疎水」が流れているのが見られますので興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

南禅寺はライトアップを行っていませんので、永観堂とセットでお昼参拝がおすすめ。

5位 醍醐寺


醍醐寺は京都市内といえども、少し中心から離れています。世界文化遺産のひとつ。
桜が有名で、春はとーーーっても人が多いのですが秋は静かなもんです。
しかし、紅葉は見ごたえあります。時間に余裕のある方におすすめ。

境内はとても広いです。紅葉が見られるのは西大門(仁王門)をくぐった先。ほぼ平坦ではありますが、参拝する範囲も広いので(本堂のある伽藍エリア、三宝院、霊宝館)最低でも1時間半は必要です。あわただしさはなく、のんびり参拝できるので秋の穴場のひとつだと思っています。

アクセスは、京都駅から醍醐寺へ路線バスが出ています(京阪バス)
地下鉄「醍醐」駅からは歩くと距離があるので、路線バスをおすすめします。
なんといっても醍醐寺の駐車場が停留所になっていますから、着いたらそこはもう境内です。

まとめ

四季の中で京都が一番賑わうのが「秋」だと感じています。
見ごろは市内中心は11月23日の勤労感謝の日前後

他にも王道の名所はありますが、アクセスもほどよく、人が多くても観光しやすい場所を上げてみました。

紅葉時期の京都での注意点

・混雑が予想されるところはなるべく午前中
昼食は予約をする
路線バスは渋滞にまきこまれる可能性大(嵐山周辺、祇園~清水周辺)
ホテルは駅近がベスト
歩きやすい靴
朝晩の冷え込みが厳しい

時間に多少ズレが出来ても調整できるように、予定を組んでいただければと思います。
いい旅になりますように。

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